健聴者と1対1で話す際の問題~病院~

こんにちは。流です。

以前の記事で買い物編のことをあげました。

今回は病院でのことについてあげます。

今でこそ障害者差別禁止法が施行されて大分良くなりましたが如何せんまだまだ対応してくれないところが割とあります。

コミュニケーションの意思疎通がうまくいかないことでちゃんとした治療や診察が行われないことが多々あり、自分たち聴覚障害者は医者に対して信用できなくなりその結果手遅れになることもあり得るのです。ではどういった問題が起きるのかあげていきます。

 

呼ばれても聞こえないから呼ばれたのか分からない

病院で診察の順番待ちをすることがあると思います。大体は名前で呼ばれるか番号を呼ばれるかだと思います。これ呼ばれることですが聞こえないもんだから分からないんですね。

そのまま待っててポツーンとすることも何回かありました。たまに自分から看護師さんとかに聞いてみると案の定「呼びましたけど反応なかったので後回しになりました」って、なります。

大体は事前にこちらから「耳が聞こえないので呼ばれても分からないから直接呼びに来てくださいと、やるようにしています。そうすれば大体はちゃんと呼びに来てくれます。病院側も自分が耳聞こえないことが分からないこともあるのでそこはこちら聴覚障害者側からも伝えればその後の対応はスムーズになりやすくなります。

診察時

さて、お医者さんとの診察ですがこれが特に厄介です。まず、ちゃんと意思疎通をとろうとして筆談をしてくれるかが重要になります。で、まぁやはりいるんですね。筆談してくれない人。それも耳鼻科でもね。中には読唇術ができると思い込んでる方もおり、医者なのに根拠の無いことを信じてるのが未だに謎です。

誤った診断や処方をされかねない

上記のようにまともに筆談をしてくれなかった場合、医者からの一方的なことでちゃんとしたコミュニケーションが取れず誤った診断をされてしまうこともありえます。また、間違った薬を処方され結果、悪化したりすることもあり得るのです。

プライベートなことが守り切れない

ある程度、補聴器をつけてて聞こえる方も結構いますのでお医者さんは大きな声で話しかけてくることもあります。しかし、その声が他の患者さんにまで聞こえてしまうこともあります。診察部屋と待合室の間って大体、扉一枚だと思いますがそんなんで大声で話をされたら自分の身体のことが周りに筒抜けになる可能性があることなのです。

また、手話をコミュニケーションのメイン手段にしてる人は場合によって手話通訳者を派遣することもあります。ただ、いわば泌尿器科や肛門科など恥ずかしい部分に関しては派遣をためらうこともあるでしょう。手話通訳者を選ぶこともできないこともありますので。

レントゲン等の指示が分からない

健康診断とかでレントゲンを撮ったりすることがあるんですがその指示が分からなくて何度か失敗して取り直すことも。また、バリウムや胃カメラ等も同様にあり時間や浪費の無駄ともなってしまうことも多々あります。時間の無駄はお互いにとって損でしか無いでしょう。

時間がかかる

結構、切実な問題です時間がかかる。上記にもあげたが検診のやり直しや順番待ちで後回しにされることは時間がかかります。また、ご存知だと思いますが筆談って結構時間がかかるんです。筆談は音声でのコミュニケーションより5倍ぐらい時間がかかるとも。そうすると必然的に診察時間が長くなるんです。これは医者にとっては他の患者さんのも診ないといけないし忙しいこともあるのでイライラさせてしまいやすいことなんです。また、患者側もスケジュールがいろいろ埋まってたら溜まったもんじゃないでしょう。患者側は時間に余裕をもって病院に行くしか無いんじゃないかなぁと。

診察や治療を断られることも

また耳が聞こえないことから治療を断られる可能性もあります。

これは実際に自分が経験してきたことですが歯の治療で土台となる歯の治療を終え、さあこれからブリッジをつけようとした時に何故かいきなり紹介状を渡されて手話のできる歯医者さんのとこでお願いしますと…で、自分はもちろんこのことに対し憤慨を覚えました。(自分は手話できないし分からないこともあって)

どうやら医者の言い分に寄りますとブリッジをつける際の最終調整の際に口の細かい動きをいろいろと指示するのに筆談だと時間がかかりすぎるとのことでした…はあっ?って思いましたね。で、それに対してのやり方というのを逆に提案したんですがそれでも今度は薬剤の関係でとかなんたらかんたらと口を濁しておりました

自分は以前、別な歯医者さんでブリッジをつけってもらったことがあり、それだけにどうしても府に落ち着かなかったです。で、これ以上言ってもどうにもならなさそうだから結局諦めました。そうなると結局泣き寝入りするわけです。地域の中でも特に評判が良かっただけにやるせない気持ちになりました。

 

筆談なんぞやってられっかという気持ちは分からなくもない

歯医者さんが口の動きに指示するのに筆談なんぞやってられっかという気持ちは分からなくもないのです。時間もかかるし何回も治療してもらって同じことを何回も書いてもらってたので。ただ、あらかじめ何枚かのメモ紙に動きを指示するのを書いといてそれを指さしするだけで済むことなのにって。別の歯医者では実際そうしてましたし。

聴覚障害者が病院に行くとこういう問題が起きてきて、行くのをためらう人が多いのです。そうなると軽症のうちに行けず重症になった時に行くことになり、手遅れになることもありえます。なので、信頼できる病院をこちらで探しとくようにしてるし、病院側に耳聞こえない旨を伝えてますが、医者からもなるべく筆談はしてほしいものです。

では。

 

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