コミュニケーションの取り方

こんにちは。流です。

さて、以前の記事で難聴の種類をあげました。今回はそこからどう繋がるかはまだ分からない方も多いかと思います。

結論から言いますと、コミュニケーションの取り方に大きく影響します。

いろいろ難聴があるが聴覚障害が発覚した時期がコミュニケーションの取り方の差に大きく影響すると思ってください。主に関係するのは後天性(突発性、老人性など先天性ではないもの)か先天性(生まれつきのこと)かになります。

まず後天性。これはだいたい筆談か読話を用いた口話法(音声コミュニケーション)、稀に手話を使う人も。というのは病気が発覚する前までは手話じゃなく日本語がメインのコミュニケーション手段だからです。新しく手話を覚えるよりも日本語を使う筆談などの目視化か口話法のほうを使う方が多いと思います。ただ自ら手話を覚えていくという方も最近は増えてきてるという話もあるそうです。

続いて先天性。これは人によりけりですね。はっきり言うと先天性は一番個人差があると思います。まずはどのくらいの大きさ、明瞭に聞こえてるかで口話法か手話法を選ぶことになります。そして先天性は障害の発覚の時期がかなり重要になります。手話にしろ口話にしろ先天性は選ぶことが可能ですが特に口話法はその時期を早めにしないといけないのです。

ところで人が言葉を覚えるのは初めて耳に聞いて脳にインプットして発音するようになっています。そうして発音した声が聞こえた音とズレないか何回か調整しながら発音するようになります。家族間で声が似たり、口癖が移りやすいのもそう言った理由があるからです。そしてこの発音の正確さが幼少期にだいたいほぼ決まりやすいそうです。(思春期の声変わりとは違った意味で)そのために聾学校だけじゃなく普通校の小学校でも聴覚障害者を対象とした生徒に発音の練習をさせる学校もあります。

そして幼少期の発達は2~3歳のころが一番発達する時期と言われてますがここで発覚が遅れると日本語を主体とした口話法は習得が困難になりやすいです。

しかし、聴覚障害は聞こえの度合いの差が激しいのです。ここでどれだか明瞭に聞こえてるかでちゃんと発音できるかに大きく影響するのです。仮に明瞭に聞こえてなかったら発音も明瞭になりにくく日本語を使った口話法も難しくなります。(口話法は聴覚障害者本人も話すことを前提にしています)聞くことも話すことも難しいため日本語を習得するのも必然と難しくなります。そのことから手話を使った手話法を使うかたも多いです。これは感音性難聴の方に多いです。先ほども書いたように幼少期の発達は2~3歳に特に発達しやすいのですが先天性の難聴の発覚は個人差が大きいのです。1歳の時に発覚すれば6歳の時の発覚した方もいます。発覚してないってことは周りの言葉が先天性の聴覚障害児の脳にちゃんと入ってないことになり発達に遅れが出てしまいやすいということになるのです。

さて先ほど手話法か口話法か選ぶことが可能と言いましたが実は先天性の一番の怖さはコミュニケーションの取り方を周囲の大人(特に親とかかりつけの医者、あるいは聾学校の方等)によって決められてしまいやすいことです。先日Twitterで以下のようなつぶやきを見つけました。

それは親御さんが聴覚障害者である息子さんのコミュニケーションの取り方を大丈夫だと決めつけてしまい結果的にそれが原因で揉めて、絶縁になってしまったという内容でした(そのつぶやきをした本人様の希望によりつぶやき自体の紹介は控えておきます)

残念ながら世の中の聴覚障害者の親御さんたちはせめて自分の子供たちだけは話せて普通学校に通わせようとする方が多いんですね。自分の親もそうでしたし知人の親もほとんどそうでした。事実、それを裏付けるかのように普通校ではまず滅多にやらない手話をできる人の割合は聴覚障害者全体の1~2割しかいないという結果があります。(10年以上も前のデータですが)これは先天性だけではなく突発性とか後天性の難聴も少なくないことも起因しているし聾学校の口話主義も関係してると考えられるが。で、先ほどにも書いたように聞こえの度合いが悪いと日本語の習得にも影響が出ていわゆる国語にも大きな影響を与えます。それに伴い他の教科も勉学は困難を伴います。日本語がちゃんと習得できてないからですね。それで事態を危うく思った親御さんが普通学校から聾学校に転校させるパターンがあります。そうなると突然、手話をメインとした教育に変わりますので手話を新しく覚えないといけません。手話が分からない故に授業の内容も分かりにくくなってしまうのです。言うまでもないが手話の習得は早いにこしたことはないです。

転校させて上手くいく例もありますが悪くいく例もあります。手話も口話も日本語も中途半端になってしまいまともにコミュニケーションを取りにくくなってしまうのです。そうなるとコミュニケーション不全にもなってしまい人間関係や心理面にまで大きく影響を与えてしまいます。知人には中学校が聾学校、高校が浪人して普通高校に行ったけど結局退学して今はほとんど引きこもりになってしまったという話も聞きました。

とにかく聴覚障害の発覚の時期コミュニケーションの取り方に大きく影響します。なので聴覚障害者に会ってどうしたら良いかまずは障害の発覚の時期がいつ頃か聞いてみてください。そして障害は発覚した後でのコミュニケーションの取り方をどうしてたのかも聞いてみて下さい?それで大体のコミュニケーションの取り方が分かります。まずはお互いにコミュニケーションを取るに当たってどういう風にしたら良いか聞いてみないと意思の疎通がスムーズにいかないと思います。更に言うと聴覚障害者から言えばコミュニケーションの取り方を何で健聴者に決めつけられないといけないんだと憤りを感じるかたも少なくないと思います。そうなると健聴者とコミュニケーションを取るのが嫌になる方も多いのです。まぁ聴覚に限らず、健常者が障害者のことを勝手に決めつけることは良くないのに決めつけてる人は相変わらず少なくはないかなーと、感じてる今日この頃です。

あ、ちなみに自分はもう筆談か文字起こしなどの目視化やチャットしか受けたくありません。本当に伝えたいことがあるのなら確実に伝えようとしてください。

では。

 

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